アドベンチャー・ロールプレイングゲームは、特にPS VitaやNintendo Switchなどの携帯ゲーム機をお持ちの方にとって、最高の暇つぶしの一つです。このジャンルに属するタイトルは数多く、有名なものではファイナルファンタジーのように他のプラットフォームにも展開されているものもあります。実際、ファイナルファンタジーでは、メインシリーズのゲームとほぼ同じ仕組みのスピンオフアドベンチャーゲームが登場しました。
騙されないでください!ワールド オブ ファイナルファンタジーは、シリーズ本編の要素を融合させた全く新しいゲームなのです。これ以外にも、レビュアーやファンたちは、このゲームをやってみる価値がある理由として、他の良い点を指摘しています。グリモワルの世界の探索を始めるにあたって、ワールド オブ ファイナルファンタジーをプレイすべき6つの理由を紹介しましょう。
楽しく、軽快に
ワールド オブ ファイナルファンタジーは、双子のラァンとレェンが、召喚士として重責を背負う母親を助けるつもりで召喚した宿敵を倒すために、どうやって記憶を取り戻したかを綴るストーリーです。このようなストーリーですが、ゲームにはユーモアやかわいいキャラクターデザインが盛り込まれているため、誰でも気軽にプレイすることができます。
ゲームプレイの要素
ポケモン本編をご存知でしょうか?もしご存知なら、ワールド オブ ファイナルファンタジーには、それを思い起こさせる何かがあるはずです。ワールド オブ ファイナルファンタジーは、探検とモンスターや敵とのバトルだけが目的ではありません。ミラージュ等のモンスターを捕獲し、バトルで使用する必要もあります。
ワールド オブ ファイナルファンタジーでは、新機能を搭載しながらも、『ファイナルファンタジー』本編の伝統的なターン制の仕組みはそのまま受け継がれています。ちなみに、捕まえたミラージュは、主人公たちの故郷であるナインウッズヒルで、ピクシーミラージュのセラフィが手入れをしてくれることもあります。
ワールド オブ ファイナルファンタジーでは、『モンスターハンター』と同じように、ミラージュを捕まえたり倒したりするクエストを導入しているのも特徴です。ただ、一部のミラージュは自分のものにすることができ、戦うのではなく、助けてもらうという違いがあります。
スムーズなアニメーションと鮮やかなグラフィック
ファイナルファンタジーは、長年にわたって数多くの続編がリリースされ、ビジュアルクオリティに関しても非常に高いレベルに達しており、今後もグラフィックス部門が向上していくことはファンなら誰でも知っています。ワールド オブ ファイナルファンタジーのような過去のタイトルでさえ、プレイヤーの目を楽しませるために大きな進歩を遂げています。
ワールド オブ ファイナルファンタジーでは、前述のかわいらしいキャラクターデザインとは対照的に、操作性や戦闘シーンのアニメーションのクオリティを損なっていません。また、各キャラクターは環境に応じてフォルムを変えることもできます。また、本作の周囲のリアルな描写は、シリーズ本編を楽しんだプレイヤーに、懐かしさと現代的なアレンジを提供しています。
メインシリーズからのカメオ出演
ワールド オブ ファイナルファンタジーは、スピンオフ作品でありながら、その開発元である『トーセ』によって本編の要素もしっかり盛り込まれているのが特徴です。本編に登場した場所が混在しているのは当然として、ワールド オブ ファイナルファンタジーでは、特定のキャラクターをアンロックすることができます。
初代のファイナルファンタジーから「光の戦士」である、「ファイナルファンタジーVII」のクラウド・ストライフ、「ファイナルファンタジーX」のティーダとユウナ、「ファイナルファンタジーXIII」のライトニングなど、「ファイナルファンタジー」に登場するキャラクターが勢ぞろいしています。拡張版「マキシマ」では、「ファイナルファンタジーXIV」のヤ・シュトラや、「ファイナルファンタジーXV」のノクティス・ルシス・チェラムなどが釣りのミニゲームで登場し、さらにアンロック可能なキャラクターが追加されています。
シンプルかつチャレンジング
ファイナルファンタジーの主なゲームは、シリアスなストーリーを持つことで知られています。だから、ワールド オブ ファイナルファンタジーも同じ路線をとるのは当然でしょう。しかし、ワールド オブ ファイナルファンタジーはアドベンチャーであり、プレイヤーの強迫観念を利用した空虚なゲームにはなりません。
ゲームのプロットもそれほど複雑ではありません。これなら、若い人でも『ワールド・オブ・ファンタジー』を楽しくプレイできるでしょう。ワールド オブ ファイナルファンタジーのストーリーは、ちゃんとした映画にもなる程よく練られています。
新たなシナリオ
ヤ・シュトラとノクティスの登場はもちろん、ワールド オブ ファイナルファンタジーの拡張版であるマキシマでは、バトルの仕組みとストーリーの両方に新要素が導入されています。この拡張は、プレイステーションや今や時代遅れとなったPS Vitaではなく、Nintendo Switchでプレイできるようになり、プレイヤーはどこにいても充実したゲーム体験ができるようになりました。
ゲーム面では、マキシマでのミラージュの捕獲方法や、新たなボス戦が追加され、ストーリー面では、かなりシリアスな別エンディングが用意されているとのことです。
この記事を書いている時点で、最新の拡張版「マキシマ」が発売されてからすでに3年が経過していますが、ワールド オブ ファイナルファンタジーは最も面白いゲームの一つであり、特に暇つぶしになるような気持ちの良いアドベンチャータイトルを探しているならば、なおさらでしょう。
また、ストーリーを重視し、より良いアイテムを求めてミラージュを巡り、ボス戦を楽にこなすという選択肢もあります。いずれにせよ、ワールド オブ ファイナルファンタジーには、冒険意欲とノスタルジーを満たしてくれる何かが常にあるのです。ファイナルファンタジーのファンやレビュアーは、このタイトルに好評価を付けており、それだけプレイする価値があるということでしょう。